こんにちは、Nanaです。
介護士は高齢者のお世話をする仕事ですが、高齢社会が激化し今も需要は伸び続けています。
そこで今回はHSPに介護士が向いている理由について説明します。
そして実際に私は介護士として働いた経験がありますので、その経験も踏まえてご紹介します♩
・HSPに介護士が向いている理由
・介護士として働くメリットとデメリット
HSPに介護士が向いている理由
まずHSPに介護士が向いている理由は以下の3つです。
②丁寧なケアを行うことができる
③慎重に仕事を進め事故やミスを防ぐことができる
以下で説明して行きます。
鋭い観察力で利用者の変化にいち早く気づける
HSPさんは鋭い観察力の持ち主で、周りの変化に気づくことができます。
介護士は利用者と日々密接に関わる職業で、介護の現場ではその観察力はとても必要な能力です。
利用者の様子を観察し、変化に気づくことで、病気の悪化防止や質の良い生活援助を提供することができるなど、良いことがたくさんあります。
丁寧なケアを行うことができる
HSPさんは丁寧な気質がああります。また責任感が強いため、信頼される介護士になることができます。
例えば、自分が利用者や家族の立場だとしたら、お世話をする介護士は雑な人より丁寧な人の方がいいですよね?
特に介護現場では移乗介助など利用者の体に触れることがあります。その介助が雑だと、利用者の体に内出血や打撲などの傷をつけることもあります。※これは実際の介護現場でよくあることです。
それくらい高齢者の体は敏感で、繊細です。豆腐のように丁寧に扱わないといけないのです。
慎重に仕事を進め、事故やミスを防ぐことができる
HSPさんは慎重な人が多く、石橋を叩いて渡るタイプが多いです。
介護の現場では、転落事故や誤嚥など介護事故が起こることがあります。
もちろん、介護スタッフは事故のない様に仕事に取り組みますが、HSPさんは他のスタッフよりも慎重にことを進めますので、事故防止になることもあるでしょう。
例えば、入浴介助の際に、床が滑らないか?食事の際に喉が詰まる様な食べ物が入っていないか?
心配性であるが故に、様々なことに注意をむけ、安全な援助を行うことができます。
介護士として働くメリットとデメリット
次にHSPが介護士として働くメリットとデメリットについて紹介します。
介護士として働く“メリット”
介護士として働くメリットは以下の2つです。
②HSPが持っているスキルを活かせる
利用者や家族に感謝されやり甲斐を感じることができる
介護士は日々、利用者のお世話をする対人援助職です。一人では生活できない高齢者の方の援助を行うことで、利用者やその家族から感謝されることが多いです。
それは介護士のやり甲斐の大きな一つともいえます。
HSPの持っているスキルを活かせる
これまでも説明してきた通り、HSPさんの持っている気質は、介護にとても必要です。
得意なことで誰かの役に立つことできることはとても素晴らしいことだと思います。
介護士として働く“デメリット”
介護士として働くデメリットが以下の2つです。
②トラブルが起こった場合は臨機応変に対応しなければならない
人手不足のため迅速さを求められることがある
介護の現場は常に人員不足でどこの施設も忙しいところが多いと思います。
人が足りなければ、スタッフ一人一人に対する負担が大きいですし、日によっては忙しくバタバタすることもあります。その為、迅速さを求められることもあるでしょう。
HSPさんは、自分のペースで仕事をするのが得意なので、急かされたり自分のペースが狂うとストレスになるため、しんどくなってしまうこともあるかもしれません。
どうしても忙しい場合は仕方ないですが、事前対策としては職場選びの際に、人員不足でないかや離職率が高くないかなどを確認してから働く方が良いかもしれません。
トラブルが起こった場合は臨機応変に対応しなければならない
先ほど紹介したように、介護の現場では転倒、誤嚥等の事故が起こったり、利用者の状態によっては救急搬送など命に関わることがあります。その様なトラブルが起こった際に、現場の状況を的確に判断し臨機応変に対応しなければなりません。
HSPさんは、臨機応変に対応することが苦手な傾向にあります。どちらかというとその場その場よりもマニュアル通りにことを進めたいタイプなので、トラブルが起こるとパニックになってしまうことがあります。
心配であれば、その様なトラブルが起こった時に自分が何をしなければいけないかを、ある程度事前に考えておくと良いかもしれません。
そしてその様なトラブルが起きた際には、慌てず冷静になる様に意識すると良いかもしれません。
まとめ
今回はHSPが介護士に向いている理由をご紹介しました。
以上に挙げたように、HSPさんは介護士に必要なスキルを沢山持っていますので、介護の現場で生かすことができます。
ぜひ介護士として活躍することを願っています。
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